東京3年目


 東京の夜は思った程寂しくない、気がする。山口に居た頃の夜はすごく寂しかった。一階に家族が居るのに、住み慣れた街なのに、凄く寂しかった。
 東京にきて3年、友達もできた、住み慣れた街と言っても良いくらい周りの環境には慣れた、お酒は飲めるようになったし煙草も吸おうと思えば吸える。音楽を聴いて映画を観て、自分で稼いだお金で好きな食べ物を食べたり飲んだり出来る。

 ノンフィクションで生きている筈なのに何故か記憶が曖昧になって変化して全く別のものになるときがある。好きな人のことが嫌いになって別れて、写真も動画もトーク履歴も連絡先も全部消す、そんなタイプの人間だから僕は、記憶が唯一の便り。時々昔付き合っていた人を思い出すけど、何をしたか覚えてないくらいの人はもう気付けば良い思い出しか残っていない。そういう時、自分が少し好きになる。きっともう2度と出会うことはないし出会いたいとも思わないんだろうけど奇跡的にも出会った時、多分普通に話せているだろう自分も簡単に想像ができる。

  明日になったらこれをやろう、来週はここへ行こう、今月中にはあの人に、夏までには絶対、冬までに必ず、そうやって歳をとっていくのが凄く悲しい。
 やりたいことを今やろう、行きたいところはすぐ行こう、好きな人には好きって言おう、食べたいものは週末までには絶対食べよう。将来の夢は必ず叶えよう。


 東京4年目、今年の上野大樹は少し違う。具体的に言うと、ブログを見てくれるような熱烈な君だから話すけど今年の上野大樹は『NO』と言わない。全く言わない訳ではないけど流されてみようと思った。僕に何か言ってくれる人はきっと僕のことを考えてくれている人だろうし余程のことが無い限り僕は流されてみようと。それは自分にも然り、自分に正直に。自分が思ったことはもうひとりの自分が変な考えを起こす前に流されてみる。決めてしまえばあとはやるのみだから。

 2018年がどんどん楽しくなっているような気がします。久し振りに書いたブログも楽しかったです。ライブ多くてごめんね、なんて言うつもりありません。むしろ喜べ!って感じです。気が向いたらおいで、って言えるような活動が出来て嬉しい。気が向いたらおいでね!


上野大樹

0コメント

  • 1000 / 1000